荒川氾濫水害時避難問題
北区とURは水害時の協定を結びました
協定文書 | URと北区は大規模水害時の一時避難場所の協定を結びました(2017/4/20) |
居住者あてに配布された案内文 | 協定を結んだ報告文書(2017/5) |
北区が策定した大規模水害を想定した避難行動の基本方針 | 「王子地域など荒川氾濫時に水害被害が想定される低地部にお住いの方について、最も奨励する避難方法は、水害の想定されない高台等にある親戚・知人宅への縁故避難であり、次に、区が高台に設置する避難場所への避難となります。(2020/3) |
北区の広報紙が水害特集 | 北区ニュース(2020/7/20) |
2020年8月21日実施のシンポジウム | 当日の動画をみることができます |
北区の洪水記録 | 北区内の洪水の記録 |
高台水害対応避難場所 | 水害時の避難場所 |
要支援者に対するアンケート | 北区は介護者などに対するアンケートを実施(2022/2) |
大規模水害時の水再生センター機能は | 東京都下水道局に問い合わせしました(2022/4) 北区の水再生センターはみやぎ水再生センター 浄水場は金町浄水場 |
「北区危機管理課」に出した要望書の回答がきました(2022年11月24日) 1-1 災害時に協定を結んでいるバス事業者とも調整が必要と認識している」とのことですがその後の検討状況を教えてください。
●どのように運用するか等、現在策定を進めている「北区大規模水害避難行動支援計画」を踏まえ、まずは要支援者の移動支援について検討を行ったうえで、高齢者等の移動支援についての検討を行っていきます。
1-2 URとの協議検討状況 ●UR(都市再生機構)と結んでいる一時的な緊急避難に関する協定では、地域防災計画で指定する避難場所等に近隣住民等が避難する時間的余裕がない際にUR(都市再生機構)が所有する施設を一時的な緊急避難先として廊下等の共用部分に避難することが定められています。
ただし、時間的余裕がない際の緊急安全確保なので、職員の派遣や物資の配備は予定しておりません。
また、「東京都北区洪水ハザードマップ~荒川が氾濫した場合~」の浸水継続時間にもあるように北区の低地部の多くで2週間以上浸水が継続する可能性があります。そのため。水害時に区としては雨や風が強くなる前、できるだけ遠くの高台へ避難することを推奨しています。
1-3 北区災害備蓄倉庫にあるボート、低地部の備蓄倉庫から高台部への移動と運用検討について
●高台部のどの備蓄倉庫に移動するのがよいか、どのように運用するか等、北区大規模水害避難行動支援計画などの動向も鑑みつつ検討を重ねていきます。
1-4 大規模水害時の5号棟1階にある北区備蓄倉庫管理の検討状況
●低地部にある倉庫の物資については、大規模水害発生が予想された時点であらかじめ高台へ退避させる方向で検討中ですが、備蓄倉庫を上階に整備することも併せて検討しています。
2-1 ロールパレットについて
●ロールパレットについては、検討しましたが、区内の備蓄倉庫によって広さが異なり、場合によってはスペースを有効的に活用することが難しくなります。
また、移動がしやすい反面、安定性に欠ける点など長期保管に向かないと判断したため現状、区ではロールパレットでの運用の検討はしておりません。
2-2 高台避難を実施した場合の高台での生活について
●区で確認した内容を回答いたします。詳細についてはそれぞれの機関にご確認いただければ幸いです。
【上水道の処理能力について(東京都水道局)】
上水道については使用可能の見込みです。下水道については、排水処理能力を超えてしまうため、平常通り機能しなくなりますが、高台部で水道を使用する際に影響は出ない見込みです。
【電気設備について(東京電力パワーグリッド)】
低地部にある変電設備が水没等で使用できなくなった場合には、臨機応変に他の変電所を経由する想定のため、高台部での電気使用に影響は出ない見込みです。
2-3 地域との懇談を通し、避難計画や避難所運営について検討した事項について
●いただいたご意見を踏まえ、令和3年度に「北区大規模水害避難行動支援計画策定に係る検討委員会」を設置し、地域の代表の方や福祉専門職の方などにご意見をいただきながら計画の検討を行い、福祉避難所の活用方法や課題等についての整理を行いました。
また、今年度のモデル事業として堀船地区において「地域としての避難計画(コミュニティタイムライン)」の作成支援を行っています。地域の代表者にご参加いただき、ワークショップを開催し検討を行っています。今後はコミュニティタイムラインの作成を踏まえ、低地部から高台部への移動についての訓練実施を検討していきます。
なお、来年度は、モデル事業を踏まえ、他の地域でのコミュニティタイムラインの作成支援に取り組む予定です。
温暖化による局地的な豪雨や異常気象など日本だけでなく全世界的に大きな被害が出る中、大規模水害が現実のものとなってきています。
当自治会は北区危機管理課とも大規模水害時の避難等について話し合いを進めていて、2022年5月今までの話し合いを踏まえて新たな要望書(下記危機管理課への要請)を提出しました。
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2022年5月19日北区議会各派会派に要望書を提出しました
温暖化による局地的な豪雨や異常気象など日本だけでなく全世界的に大きな被害が出る中、大規模水害が現実のものとなってきています。
当自治会は北区危機管理課とも大規模水害時の避難等について話し合いを進めていて、2022年5月今までの話し合いを踏まえて新たな要望書(下記危機管理課への要請)を提出しました。
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2022年5月17日北区役所危機管理課に再度の要請をおこないました。
【1】当団地自治会が提出した要望書(2020年8月25日)の回答で検討された事項について
1,自力避難が困難な方の避難方法
回答では「災害時に協定を締結しているバス事業者とも調整が必要と認識している」とのことですがその後の検討状況を教えてください。
2,一時避難協定を結んだUR等とのその後の協議検討状況を教えてください。
3,北区備蓄倉庫にあるボート、低地部の備蓄倉庫から高台部への移動と運用検討はどのようになりましたか。
4,大規模水害時の5号棟1階にある北区の備蓄倉庫管理の検討状況。
【2】その他
1,備蓄倉庫の管理をロールパレット方式に変更し備蓄品の運搬をスムーズにすることについての検討はいかがですか。
2,高台避難を実施した場合の高台での生活について
東京都下水道局の見解では北区民が利用している「みやぎ水再生センター」が水没した場合、処理場の機能は使えないとの見解です。
高台避難を実施したとしても高台から下水を流すことは困難になると思いますがその場合の下水処理はどのようにする計画ですか。また、北区民が使う上水道も金町浄水場となっていますが、大規模水害発生時には利用することができるのでしょうか。
電気設備については変電所等の水没も考えられますがその対応は進んでいるのでしょうか。
3、この間様々な地域で大規模水害時の避難計画についての懇談などをおこなっていると思いますが、懇談等を通じて、避難計画や避難所運営について検討された事項はありますか。 |
2022年4月 東京都下水道局に問い合わせをしました。 ●内水氾濫
広い範囲で大量の雨が降り放流先の河川水位が上昇するなど河川の ●外水氾濫
荒川など大河川が氾濫した場合の水害について、みやぎ水再生セン |
1,高台避難については高齢者等がスムーズに避難できるよう北区として対策をとってください。 2,指定の避難所を増やしてください。 3,逃げ遅れた方を対象とした「一時避難場所」の管理運営を検討してください。 4,「一時避難場所」に避難した方の高台への避難方法を具体化してください。 |
大規模水害発生時、高台地域(区指定の避難所など)の下水道については機能するのでしょうか。 これについての返事はありません。 |
1、建物上階となっていますが何階から何階までを想定していますか。また屋上は想定していますか。 |
水害時の一時避難場所協定について 2020年8月25日 東京都北区とUR都市機構(東日本賃貸住宅本部)は、2017年4月20日「大規模な水害時における一時的な緊急避難に関する協定」を結びました。2017年5月「北区」と「独立行政法人都市再生機構」連名で「王子五丁目団地にお住まいの皆様へ」「大規模な水害時のUR都市機構住宅への緊急避難についてのお知らせ」を全戸に配布しました。 2019年11月28日、URコミュニティ東日本北住まいセンターと当自治会との定期懇談の中で、この協定書について懇談を行いましたが、URとしては、「場所だけを提供することになっていて、詳細については北区防災課に問い合わせてほしい」とのことでした。 北区は今年3月「大規模水害を想定した避難行動の基本方針」を発表し、次いで7月20日発行の「北区ニュース」(水害特集号)において、「3、自宅にとどまらず、できるだけ遠くの高台に逃げましょう」と訴えています。
【1】水害時避難について
【2】高台地域に逃げ遅れた方の一時避難場所となった場合の対応
【3】その他 |
1、北区と協定した「一時避難」について、その後検討した内容があればお知らせください。 北区の担当課との懇談などを実施していたらその頻度も教えてください) 2、大規模地震や水害時において、管理事務所・UR・JSなどはどのような体制をとりますか 3、荒川氾濫時の避難については高台への避難を呼びかけられています。北区内の高台地域の避難場所は予定収容人数を収納する能力がありません。 赤羽台団地や近隣団地(埼玉県を含む)UR賃貸住宅をUR居住者の避難場所として活用することの検討をお願いします。 4、URに設置していただいた高層階の防災倉庫の活用を開始しました。つきましては水害時を想定した防災備品の提供をお願いします。 ②トラロープ(ゴムボート利用時号棟間をロープで結びます。10-1-2-3・4-5-6号棟) ③ライフジャケット・・10。 ④屋上用電子錠。 UR北住まいセンターの回答(2020年12月24日) 1,協定締結後懇談などは実施していない。 2,UR、URコミュニティ、JSともに災害対策規定を定めており、3社間で連携して対応いたします。昨年の台風上陸の際も3社間の連携は有効に働いていました。 3,避難場所の指定は、想定される災害や人口の状況等を勘案し、行政が行っているところです。 「大規模な水害時における一時的な緊急避難場所に関する協定」の対象団地拡大については、行政からの要請があれば検討いたします。また、災害時に被災公共団体からの要請等により、被災者にUR賃貸住宅を提供しているいるところです。 4,防災倉庫に係る備品提供については、23区の連携研究会における整理に基づき、随時対応しているところです。今般のお申し出については、同会を開催しているUR都市機構に新たな物品として支給対象となるかどうか、ご要望をお伝えいたします。 この回答を受け追加の申し入れをしました 2021年1月4日
1,平成29年(2017年)以降は北区との懇談は実施していなとのことですが、全国的に行政機関と水害時における協定等の締結はあるでしょうか。
北区では大規模水害時における「高台への避難」を基準とし、2020年度にシンポジウムなどを実施しその問題点などをまとめています。その内容などは北区からの提供はあるでしょうか。
1,管轄する東日本エリアにおいて平成29年以降、水害時における協定等の締結はないとのことです。また、江東区や墨田区との協定内容は、北区の協定内容と基本的な部分で差異はありません。 |