2002年5月24日火災

 5月24日の午後1時過ぎ、6号棟3階の住戸内より出火、窓からは炎が吹き出し、上階では窓ガラスが割れたり、室外機の内部が熔けてしまいました。また、煙は、住棟よりも高く立ちのぼりました。 廊下にも、煙がたちこめ、一時は視界がまったくなくなり、息苦しさを訴える人もいました。
 通報を受けた消防車が多数出動して、消防署員による消火活動がおこなわれた結果、延焼はくい止められ、約一時間後鎮火しました。 団地の中は、避難する人、家族の安否を確認する人、心配そうに状況を見つめる人などで騒然としました。 出火原因は、調査中とのことですが、共同住宅での火災は、上階や隣戸だけでなく、消火活動による下階への水など、周辺住戸への影響が大きいことが今回の火災によりあらためて明らかになりました。火の元には十分注意してください。また、災害が起きたときには、隣近所の声掛けや、助け合いも大切です。

 





出火の上階。ベランダのガラスは熱で割れています。雨水管はとけ落ちています。